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Obnizの蓋を開けてみた
IoT 向けの小型のボードコンピュータがプログラミング教育を変えるか?というか内容で、記事の投稿をしました。
そんなボード型コンピュータの一つ、Obniz を買ってみました。
届いたモノをみた印象は、予想外の小ささです。小さいとは思っていましたが、こんなに小さな箱が届くとは思いませんでした。

早速、チュートリアルまでの道のりを少し解説します。
Wi-Fiにつなぐ
なんだかんだ言っても、まずは家のWi-Fiにつながないことには始まりません。そういうボードなのです。
電源を入れると、ボード上の小さなディスプレイにWiFiルーターの候補が表示されます。
ボードの左上に搭載されたスイッチを巧みに操作して、メニューから選択、そしてWi-Fiのパスワードを入力します。
こんな小さいのに手で操作してパスワードを入力できるとはちょっとした感動なのです。
因みに、ObnizのWi-Fiは5GHz帯には対応していないようです。
我が家は、2.4GHzもあったので、つながりました。ただし、配置が悪く、私が作業している部屋は2.4GHzの状況がよくありません。
Obnizのサイトで表示される番号を入力
Wi-Fiにつながると、ディスプレイにはQRコードと、その横に、個体の識別番号のようなIDが表示されます。
Cloudの開発環境にこのIDを入力すると、Obniz本体とパソコン(orスマホ)のブラウザがつながってしまう手軽さ!
素晴らしいです。

早速LEDをつないでチカチカさせてみまたりしました。
そして、先程説明したように私の作業部屋のWi-Fiの環境が良くないので、チュートリアルプログラムのスイッチの挙動がおかしいのです。
これではて?と思いました。
そういえば、私が書いたこのJavaScriptは一体どうやって本体にロードするのだろう??と。
これ、そういう事だったのか!
これまでのこの手のボード型コンピュータ。Arduino、Raspberry piなど、ありますが、プログラミングしたロジックは、ボード本体で動作します。
しかし、このObnizというデバイスは、センサーや出力デバイス向けのインターフェイスしか用意していません。
プログラミングしたコードは、JavaScriptが動作するブラウザで実行されます。Pythonにしても、そうです。PythonのSDKが用意されていますが、PythonのコードがObniz本体で、実行される事はありません。
Obniz本体に用意されているのは、ハードウェア(IO ポート)に対するWebベースのインターフェイスなのです。
プログラムを書く側からすると、どこかのサーバー(Obniz)を呼び出して使っているイメージの方が良さそうです。
それを証拠に、私が、Obnizのチュートリアルを動かしていて、突然スイッチに反応しなくなります。あれ?と思ったら、Wi-Fiが調子が悪く、後からバラバラと遅れて動きます。
これはまさしく、ハードのイベントがブラウザのJavaScriptまで、ネット越しに遅れて届いた事に他なりません。
確かにドキュメントをチラッと見たところ、WebベースのAPIが用意されています。
そしてJavaScript や PythonのSDKはそれらをラップしているようなモノのようです。(推測)
ハードウェアがWebのインターフェイスを持つという事
私は以前は、このブログで、Hueというスマート電球を操作するプログラムの紹介をしました。
Hueはハードウェアの電球ですが、手元のJavaScriptやPythonなどのHTTPのリクエストが出せるプログラミング言語であれば、どんなプログラミング言語でも操作可能です。
ライトのオフ・オンや、色を変える、という処理が好きな言語でプログラミングできます。
それはなぜかと言うと、Hueという電球が一般的なHTTPのWebベースのAPIを持っているからです。
このObnizも、それに似ています。しかし、単に電球、というよりは、ハードウェアをもっと一般化したインターフェイスを提供するものと言えます。
見た目は、一見、これまでのボード型の小型のコンピュータを連想させます。そして、そういうボード形コンピュータはプログラミングしたらボードにプログラムをロードする必要があるのです。ロジックはそのボードで動かすのが当たり前なのです。
しかし、Obnizは違います。Obnizは純粋にハードウェアのインターフェイースです。ハードウェアをWebのインターフェイスを通して呼べるように一般化したものなのです。
これまでの小型コンピューターとは考え方がまるで違うのです。
コンセプトが新しいです。
でも、まだ、箱から開けたばかり。言い過ぎだったらスミマセン。
もう少し調べてみて、レポートしたいと思います。
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